スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | | | ブログトップページへ
最近読んだマンガ(坂口 尚『石の花』ほか)
2010-04-16 Fri 15:46
2010年4月16日(金)

このところ、すっかり「お出かけブログ」になっていたので、久々に、
引きこもりネタ(笑)。
(お出かけばかりしているように見えるのは、ブログ更新の日付け
 が飛んでいるからであって、普段の私は、ほとんど毎日家の中で、
 ちまちまと仕事や家事をして過ごしているのである。)

ご紹介したいのは、漫画3点。
 ・「石の花」(坂口 尚)
 ・「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ)
 ・「うおっ!? 脳梗塞になってしまった!!」(藤井昌浩)

万人向きとは言えないかもしれないが、いずれも、興味を持った人
には、お勧めできる秀作と思う。


石の花(1~5巻)】

これは、ナチス制圧下の旧ユーゴを描いた、歴史漫画。

石の花(1)侵攻編 (講談社漫画文庫)石の花(1)侵攻編 (講談社漫画文庫)
(1996/07/12)
坂口 尚

商品詳細を見る(アマゾンへ)


はっきり言って、重い
それは読む前から想像がつくが、それでも読もうと思ったきっかけ
は、暫く前から、米原万里さんの文章にちょっとハマっていて(存
命中に読めば良かったのに、今ごろ…)、彼女のエッセイ集

ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫) (アマゾンへ)

の中の「芋蔓式読書」で、「石の花」のことが紹介されていたのだ。
ちょっと引用させて頂くと、

 島国のわれわれには何度聞いてもわかりづらい入り組んだ多民族
 国家の歴史が、手に汗握る波瀾万丈の物語と激動期を生きる人間
 たちの姿を通して、心と頭にしっかりと刻み込まれるんですね。
 あまりに感動したので、二〇セットくらい買い込んで、友人たちに配っ
 たんです(笑)。


…5巻組を、20セット?!
それは、ただごとではないなあ…と思い、私も最初から5巻まとめて
買った。(私としては、それが精一杯の“大人買い”…笑)

もともと世界情勢全般に疎い私。
特に民族・宗教紛争を繰り返す東欧のことは、チンプンカンプン…。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の時も、新聞やテレビのニュースで
解説を見聞きしても、ちっとも飲み込めなかった。
この際、ユーゴスラヴィアの基礎知識を、ちょっと勉強しておくか。
本で勉強したら、すぐにくじけそうだけど、漫画なら、きっと最後まで
読み通せるだろう…というわけで、読んでみたのだった。

読んで良かった。
私は知人に配ったりはしないけれど、読み終えた5巻セットは、高校
で歴史の教師をしている次男に譲ろうと思っている。
(生徒に勧めても良さそうだしね。)


テルマエ・ロマエ

これは、YUKKEさんが3月初めに
テルマエ・ロマエを読みました
という記事を書いていらして、面白そうだな~と思い、即、アマゾン
で買ってしまった1冊。
(その後、読書家のおかんさんの本棚でも発見した。 おかんさんも
 守備範囲が広いなあ~)

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
(2009/11/26)
ヤマザキマリ

商品詳細を見る(アマゾンへ)


これは、電車の中で読んだのだけど、表紙がちょっと恥ずかしいから、
カバーを裏返しにかけて読んだ。
でも、ニマニマしながら読んでしまったから、やっぱり傍目には怪し
かったかも…(笑)
 
[ 続きはここから… ]

古代ローマ人の建築技師が、なぜか時空をワープして、日本のいろい
ろなお風呂を見て参考にする…というような奇天烈な話ではあるのだ
けど、ところどころで解説されているお風呂蘊蓄も面白い。
私は、日ごろ湯船につかるたび、「あ~、日本に生まれて良かった~」
と思っているお風呂好きなので、特に楽しかった。

そう言えば、先日水上温泉に宿泊した時、中国人観光客の団体がいて、
露天風呂に入っている時にも、中国人女性3人がすごく楽しそうにし
ていた。(背中にお湯のかけっこなんかして、まるでプールで遊んでい
るみたいだった。)
ハウステンボスでは、沢山の若い韓国人観光客を見かけ、それは地理
的にも納得できることだったけど、日本に温泉は沢山あるのに、何で、
中国からわざわざ水上温泉に来ているのだろう?と不思議に思った。
でも、もしかしたら、今は日本中の温泉に、こうやって中国人が来てい
るのかもしれない。
日本に来る中国人観光客は富裕層だと聞いている。
“ニッポンの温泉”は、一度知ったらハマってしまう贅沢なのかも…。
それに、やはり同じ肌の色の東洋人だから、裸になるのも、あまり抵
抗がないのかもしれない。

浴衣を着たまま利用できる施設もある、東京お台場の大江戸温泉物語
は、最近欧米人にも大人気と聞いた。
外国人が注目する日本の観光名所ランキングでは、米国の調査で
 大江戸温泉物語が7位、ヨーロッパでは同10位。ランキング上位を
 見ると、今どきは、京都観光より東京観光…六本木ヒルズとか築地
 市場とか…が人気らしい。)

日本のお風呂は結構強力な観光資源で、風呂文化は、これから徐々
に世界にも広まっていくのかも…?
「テルマエ・ロマエ」は、そんなことも考えさせてくれる。

あと、これは“Ⅰ”だから、続編も出るかもしれないけれど、1冊単独で
読めてしまうのも、なかなか良い。
(面白い漫画って、長編が多いから。)
我が家は、家族やお客さんが集まった時、飲食やオシャベリが落ち着
いた翌日くらいになると、全員が漫画を読みふけって、シ~ン…として
いることが、しばしばある(笑)。
小1時間くらいで、そこそこ楽しく読める「テルマエ・ロマエ」は、そんな
時に、お客さんに軽く読んで頂くにも好適な1冊。
早速、我が家のコーヒーテーブルブックに仲間入りである。


うおっ!? 脳梗塞になってしまった!!

これは、発刊されたと知った時、嬉しくて、迷わず購入。
むすこみっく」の高沢浩里さんの、ご主人の藤井昌浩さんのブログ
病垂(ヤマイダレ)」の書籍化。

うおっ!? 脳梗塞になってしまった!! おやじ漫画家の闘病体験記 (ワイドKC)うおっ!? 脳梗塞になってしまった!! おやじ漫画家の闘病体験記 (ワイドKC)
(2010/03/05)
藤井 昌浩

商品詳細を見る(アマゾンへ)


奥様の高沢浩里さんの「むすこみっく」は、私が、ホームページを始
めた頃、「旧むすこみっく」の頃から愛読していた、ほのぼの子育て
漫画。
いつもブログランキングのトップにいるような、大人気漫画だったの
だが、最近は1年以上も更新されていない。
むすこくんが今春小学生になったはずだから、子育て日記としての
役目がほぼ終わったということでもあるが、ここ数年のご一家は、
いろいろ試練続きだったのだ。

一家の大黒柱の藤井さんが、脳梗塞で倒れてしまい(2006年5月の
「むすこみっく」
を読むと、その当時のことがよくわかる)、幸い麻痺など
の障害は残らなかったものの、自宅療養のために長く休職することに
なり、浩里さんが外の仕事に出たり…という状況だった。

藤井さんは退院なさってから入院中のことを思い出し、上記の「病垂」
というブログで、闘病マンガ日記を描かれていた。とは言え、リハビリ
をなさりながらのことであるから更新はさほど多くなくて、最近のご一
家のご様子はどんななのだろう…と、ずっと気になっていた。

私は、お二人のブログを愛読していただけで、実生活では何の接点も
ない他人だし、何もできないけれど、ご一家の幸せを陰ながら願う気
持ちだけはある。
だって、お二人の漫画を読んでいるとよくわかるけど、本当に、こちら
の心が温かくなるような、ものすごく良いご家族なのだ。

…そう思っている私としては、藤井さんの本が出たとあっては、もう、
どうしたって、「買う」以外の選択肢はない!
一かけらの迷いもなく、即、注文した。
ご一家への応援という意味でも、長年ブログをタダで楽しませて頂いた
お礼という意味でも。
(ホントにささやかな応援だけれども…)

本の内容は、ほぼ藤井さんのブログで見ていたものだけれど、こうして
改めてまとめて読んでみると、面白さも格別。
藤井さんが根っからの漫画家で、一番苦しい時でも、面白いことを言っ
て周囲を笑わせたり、後でマンガに描けるようにと医療設備をよく観察
していたりして、笑えるマンガにしてしまっているのが、すごい。

ブログ「病垂」を始めたばかりの頃の漫画は、例えばこんなの

また、今回の書籍化に当たって、漫画以外にもいろいろ書き加えられ
ていて、全体として「笑えて、ためになる脳梗塞体験記」になっている。
若い人にはピンと来ないかもしれないが、自分やパートナーの健康が
気になり始める中年以降の人は、読んでおいて損はない1冊かと思う。

それにしても、こうして本がまとめられるぐらいにまで、藤井さんが
回復なさっているのが、何より嬉しい。
今後のご活躍と、ご一家の幸せを、心から祈りたい。

ちなみに、この本も、我が家のコーヒーテーブルブック入りである。
 
スポンサーサイト
この記事のURL | 読んだ本・オススメ本・書評もどき | コメント:1 | トラックバック:0 | ブログトップページへ
<<幻の酒“田村”への道、序章(笑) | ミセス・かんちがいのブログ日記 | 桜に酔う(長瀞の桜ほか、北関東桜めぐり)>>
コメント
-見てたのね~-
テルマエ・ロマエは子供の本です
(言い訳がましく・・・)
「面白いよ。読む?」っ言うので子供に借りたのです
「ガハハハ・・・」って声を出して笑いながら読みましたよ
マンガ大賞受賞作品なんですね

守備範囲はかんちがいさんの方がウーンと広い (キッパリ!)
それに私は決して読書家ではありませぬ
軽い本ばっかりです
最近は、視力と根気がついていかなくなりました
読書量も随分と減ってきています
2010-04-22 Thu 01:35 | URL | おかん #-[ 内容変更]
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

トラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| ミセス・かんちがいのブログ日記 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。