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桜に酔う(長瀞の桜ほか、北関東桜めぐり)
2010-04-14 Wed 13:58
2010年4月14日(水)

52年間生きてきて、こんなに沢山の桜を見た春は初めて!
…という先週末だった。

実家の両親が予約していた、群馬・埼玉の桜めぐりのバスツア
ーに、運良く、というか、ツアーの空席が2つ残っているという
話に乗っかって、急遽、私と妹も参加することになったのだ。
母のために旅行を計画する話とは別で、今回は両親におご
 ってもらっちゃったのである。)

ツアーの目玉は、赤城南面千本桜と、長瀞(ながとろ)の桜。
(どちらも「日本さくら100選」に入っている。)

1泊とは言え、両親や妹と一緒に旅行するのは、18年ぶりだっ
たので、それだけでも心浮き立ったのだが、目も心も満腹して
しまうような“桜のご馳走”で、実に印象深い旅になった。
以下、ツアーで巡った所を、順に報告。


富岡製糸場

最初の見学場所は、平成19年に世界遺産暫定リストに記載
された富岡製糸場。
115年間(明治5年~昭和62年)も操業した製糸場の建造物が、
殆ど創業当時のまま残っている、貴重な産業遺産。
(“木骨レンガ作り”なので、地震などにも強いらしい。)
ここは別に桜の名所というわけではないが、構内に結構桜の木
があり、ゆったり植えられているので、大きな古木が多いのが
良かった。
しかもちょうど満開で、風が吹くと少し散るのが優雅。
早くもお花見気分、全開だった。



見学時間は90分。
ガイドのおじさんがついてくれたのだが、そのおじさん、富岡
製糸場で生まれ育ったという(社宅も構内にあるのだ)、ものす
ごく“富岡製糸場ラブ♪”な人。
「子どもの頃は、この煙突に登って度胸試しをして遊びました」
…なんて話をしてくれるのは面白いのだが、どうも、話に熱が
入りすぎ、歌なども延々と聞かせてくれるのは、ビミョー…。
話を、あの半分の時間で済ませてくれると、もっと良かった(笑)。
(ビデオコーナーの展示や売店を見る時間がもっと欲しかった。)

富岡製糸場は現在、世界遺産登録めざして、いろいろ整備を進
めているようだ。
首尾よく世界遺産登録されるかどうかはわからないが、明治政
府が、日本の近代化のため、外貨獲得のため、国を挙げて頑
張ったことがすごくよくわかる施設で、一見の価値はあると思う。
ただ、もう少し整備が進むと、もっといいだろうとは思った。
例えば、現在は外観見学しかできない建物…工女に読み書きや
和裁などを教える夜間学校としても利用されたというブリューナ
館など…の内部も見学できたら、もっと良かったなあと、思う。

次の見学先は、赤城南面千本桜。
 
[ 続きはここから… ]

赤城南面千本桜

ここは「千本桜」と言うが、実際には2000本ほどあるそうで、桜
の種類も12種類と多い。
パンフレットの写真は綺麗だが、私たちが行った時は、花盛りに
はまだ1週間ほど早かったのが、ちょっと残念だった。
(でも、こういう花見のツアーでは、どこかで必ず桜が見られるよ
 う、わざと違う時期に咲く場所を組み合わせるのだろうな。)
それでも、春らしい好天の下、のんびりした時間を楽しむことは
できた。



ちなみに、私はこれまで「赤城山」というのは、一つの山(峰)の
名だと思っていた。
複数の峰の総称だということを、今回初めて知ったのだった。


水上温泉源泉湯の宿“松乃井”

さらにバスは北上して、宿泊地・水上温泉へ。
宿の松乃井は、館内移動が一筋縄でいかない大きな旅館(笑)。
が、サービスは、なかなか細やかだった。
ここでは、宿自慢の「生」温泉(水を全く加えていない)を堪能。




ガトーフェスタ・ハラダ(高崎市内)】

2日目の最初の予定は、「ガトーフェスタ・ハラダ(創業1901年の
お菓子で名店でお買い物)」となっていた。
バスツアーの行程の1つになるほどのお菓子屋さんて、どんなの
だろう?と思っていたら、私も頂き物で食べたことのあるラスク
(“グーテ・デ・ロワ”)で有名な店だった。

店構えの立派さにまずビックリし、店内の行列にまた驚かされた。
デパ地下とかではなくて、こんなに混んでいるお菓子屋さんを見た
のは、霞ヶ浦にドライブした時に見た、どら焼き屋さんの“志ち乃”
以来。
(朝イチだったので、これでもすいている方だったらしい。)



大量に買って大きな紙袋を提げている人も、結構見かけた。
観光客やドライブ客だけでなく、地元のリピーターも多そうだ。
お値段が手ごろなのも、人気の理由だろう。
ラスク自体も、もちろん美味しい。
しかし、そうは言っても、ラスクはラスクなので(笑)、それだけ
では、これだけの集客は難しいはず。
やはり、「ここで買い物をする」ということ自体が、素敵なイベン
トだと思わせる仕掛けがすごいのだ。
私自身も「わあ~、どれを買おう?」と迷いながら買い物を楽しん
だのだけれど、そのこと以上に、こうして、大駐車場付きの豪華な
大店舗を地方都市郊外に作って、観光バスまで呼び寄せることに
成功した、その戦略自体に、感心してしまったのだった。


高崎観音

高崎観音は、今まで遠くから見かけたことはある。
そばまで行ったのは初めてだったし、観音様の足元に約3000本の
桜があるというのも、もちろん知らなかった。

ここの桜も満開。
桜の名所と言うと、ひたすら桜一色の並木などがあることが多いが、
ここでは、桜以外の木も沢山あり、場所によっては、早めの新緑と
桜の取り合わせを見ることもでき、それがとても良かった。




昼食時に、孫娘にちょこっと対面

昼食は、前橋の群馬県庁ビル31階にある「くろ松」にて。
くろ松は、小綺麗でリーズナブルな展望和食レストランで、実は
以前に、次男一家と一緒に、夕飯を食べに来たことがある。
次男宅からは、車で10分ほどの距離だ。
それで、昼食時にちょっとでも次男たちに会えないものだろうか?
と、前日のうちに打診しておいてみた。
次男は土日も忙しいので、あまり期待はしていなかったのだが、この
日は昼までの仕事(部活指導)を終えてからすぐ、お嫁さんYちゃん、
孫娘のKを連れて、県庁まで顔を見せに来てくれた。
おかげで、私の両親も、思いがけず、旅先でひ孫に会えたわけだ。

次男たちが来たのは、私たちが食事を終える頃だったが、彼らにも
食事を注文してやり、旅の途中で買った土産などを皆であれこれ渡
し、20分ほどしゃべって、私たちはバスの時間があるので、そのまま
別れた。

数カ月ぶりに会う孫娘は、写真を撮ろうとケータイカメラを向ける
と、得意の「ハイ、ポーズ」はやらなくなっていて、その代わり、
「にこっ」と言いながら、にっこりしてくれた。


すみません、ババ馬鹿画像です…



長瀞桜のトンネル

埼玉県秩父郡にある長瀞(ながとろ)は、関東の人間にとっては
馴染みのある、昔からの観光地。
(父などは、子供時代に遠足で行ったそうだ。)
私も子供の頃から地名を聞き知っていたが、実は、家族の中で私
だけが、今まで一度も行ったことがなかった。
だから、私としては、今回、
「昔から知っているような気がする長瀞に、やっと来れた~!」
と、積年の課題をクリアしたような感じもあった。

私の中では、長瀞のイメージは「渓谷美と舟下り」に勝手に固定
されていたのだが、長瀞は、3000本余の桜がある桜の名所でも
あった。
(カタクリの花や、藤の花の時期も綺麗なようだ。荒川のライン
 下りをするなら、渓谷の緑や紅葉の美しい季節も良さそう。)

長瀞の桜は、この日が最高というような満開で、「これでもか」っ
ていうくらいに、見事に咲きほこっていた。



日本人というのは、沢山の桜を見ると、桜に「酔う」と言うか「当た
る」と言うか、心だけでなく、体も反応してしまうDNAを持っている
ような気がする。
バスに戻ってきたツアー客たちは、口々に、「あ~、もう、桜でお腹
いっぱい~」なんて言っていた。
私も妹と、「この2日間だけで、単純計算しても8000本以上の桜を
見たことになるね~」なんて言い合って、体の内側まで桜色に染ま
ったような、昂った感じを味わっていた。

ああ、大満足!
良い旅だった、あとは帰途に就くだけ…
と思ったら、運転手さんの心遣いで、
 「せっかくの花盛りなので、予定と違う道ですが、桜のトンネルを
 通って帰りましょう」

とのこと。


わ~お!

皆、お腹いっぱい…とか、言ってたくせに、大喜び。
もう、「酒を飲み続ける酔っぱらい状態」だ(笑)。

そして、2キロほども続く、この桜のトンネルが感動的だった。
もう夕方だったのと、少し前に小雨が降って、かなりの観光客が
帰った後で、道がすいていたのも良かった。

バスの中では、「お~」「これはすごい」「どこそこの桜より見事
だね」…などの歓声が上がりっぱなし…。



トンネルを抜けた時には、運転手さんへの感謝も込め、バスの中で
拍手が沸き起こった。

桜は毎年毎年咲くけれど、これほど沢山の桜に、こんな満開のタイミ
ングで出会えることは、決して多くはない。
その出会いに感謝せずにいられないような、素晴らしい体験だった。


目を閉じても、なお迫ってくるような桜の余韻。


私の好きな桜の句

  睡(ねむ)りても大音響の桜かな  (角川春樹)


を、初めて実体験した、今年の春であった。
 
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