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山陰旅行記その2 (出雲大社は修復中?!+米子の夜)
2009-06-26 Fri 09:45
2009年6月26日(金)

出雲大社

私は何を見てもやたら感激しすぎる嫌いがあるが、夫は無感動
な輩で、美しい自然の風景を見ても、歴史的な建造物を見ても、
余り心を動かされないようだ。
そんな不風流なヤツが、仕事で日本全国、全県もれなく回って
いるのだから、勿体ない話だと思う。

そんな夫に
「今までに旅先で見た風景で、感動したものはないの?」
と尋ねると、
「出雲大社はすごかった」
と、答える。

出雲大社には、学生時代(30年以上前)に一人旅で山陰を回っ
た折に立ち寄ったそうで、
「荘厳な雰囲気に、畏怖すら覚えた」
と言う。

“風景不感症”の夫がそこまで言うのだから、私も一度は出雲
大社を見なければ…と、長いこと思っていて、今回の旅も、出
雲大社の参拝を、メインに据えていたのだった。

で、旅の2日目(6/19)は、まず出雲市駅に移動。
駅から出雲大社行きのバスに乗り、大社の正門前で下車。
平日の午前のせいか、さすがに人影が少なくて静か。
“荘厳”な雰囲気を味わうには良いよね…と思いながら、松の
巨木が連なる涼しい参道を進んだ。
2軒ばかり出ていた土産物屋をのぞいたり、「大黒様と因幡の
白うさぎの像」の前で写真を撮ったり。


出雲大社の正門と、大黒様と因幡の白うさぎの像


最後の鳥居の向こうに、やっと拝殿らしきものが見えてきた。

あれ? 大注連縄(おおしめなわ)が、イメージしてたのより小さ
いような…と、まず思う。 

…と。

あの、後ろ側に建っている安っぽい建物が、雰囲気ぶち壊し
んだけど、「あれは何?」

夫に尋ねると、
「何であんなモノが建ってるんだ?」
と、私以上に驚いている。


 
[ 続きはここから… ]

近寄ってみて、事情がわかった。
拝殿が「仮本殿」になっている。
本殿の屋根を修復する為に、本殿をすっぽり覆う形でプレハブ様
の建物が建っているのだ。
上の写真ではわかりにくいが、上に細く飛び出ているのは、何と
クレーンである。

ああ、「現在の出雲大社は、60年に1度の“遷宮”を行っている」
って、こういうことだったのか…と、ここで初めて理解する。
一部拝観できない…というようなことは、何かで読んでいたが、
まさか、メインの「本殿」を、外側からも見られないとは、全く思わ
なかった。

…道理で、団体客もおらず、閑散としていたわけだ(笑)。

遷宮が終わるのは、平成25年だそうだから、出雲大社に行く予
定のある方は、それ以降にした方がいい。
出雲大社のホームページにも、「このたび、“平成の御遷宮”を
お仕え継ぎいたします」
とか書いてあったけど、こういうのは、
もう少しわかりやすく書いてくれないと困るなあ。
(夫などは、「60年に1度」というから、何か珍しい良いものが
 見られるのかな?と、期待していたらしいよ…苦笑)

しかし、これはこれで「出雲大社の珍しい姿を見た」ということで、
ネタにはなった(笑)。
それに、出雲大社のシンボルとも言うべき巨大なしめ縄は、ちゃ
んと、神楽殿で見ることができた。
(大しめ縄は、もともと神楽殿にあるのだ。拝殿の方にあったの
 は、2番目に大きいしめ縄なのだった。)



ところで、クイズ。
大社の境内で撮った、↓この写真の背景は何でしょう?



答えは…








おみくじが大量に結びつけられた松の木!



古代出雲歴史博物館

大社のすぐそばにある、古代出雲歴史博物館も見学した。
常設展(600円)だけ見たが、充分見ごたえがあった。



出雲大社は、昔は本殿が高い柱の上に建っていて、そこへ登る階
段があったようだ。
その形状については諸説あって、柱の跡などから、学者や建築家
の人が、それぞれに推理考察していて、復元模型が何種類も展示
されている。階段の傾斜の角度や段数などが、説によって随分違
うのが面白い。

所蔵されている銅鐸や剣の数も、さすがに半端じゃない。
たたらの模型があって、実際に踏んでみたりできるのも楽しかった。
しかも、館内がすいていて、ヒマそうな学芸員さんが、いろいろ親切
に説明してくれたのも、良かった(笑)。


割子そば旧大社駅

出雲の食べ物と言えば、蕎麦。
大社周辺には、出雲そば(=割子そば)の店と、ぜんざい
店がいっぱいある。
(出雲は“ぜんざい発祥の地”でもあるそうだ。「神在→じんざい
 →ぜんざい…と訛ったのだと言う。)

私たちは、大社からちょっと離れた“大梶”という蕎麦屋さんで
三色割子そば(800円)を、食べた。



わざわざ大社から離れた店(徒歩だと大社から20分くらい。暑かっ
たので歩きたくなかった)までタクシーで行って昼食を取ったのに
は、理由がある。
JRの旧大社駅を見学するついでがあったのだ。
旧大社駅は、普通の観光客はあまり立ち寄らないようだが、私は、
ぜひ見たいと思っていた。
平成2年まで使われていた廃駅である。
大正時代に改築された駅舎は、神社様式で立派なものだが、観
光客は私たちだけだった。
(デコイチのそばに、近隣の人らしい母子連れが1組いただけ。)

まさに、世の中から「忘れられた場所」。
時間が止まっているような、それでいて長閑な、その静謐…!

私たちは言葉を失い、ホームのベンチに座り、暫く、ボ~っとした
時間を過ごしたのだった。




米子で旧友と再会

それから日御碕(ひのみさき)の海中公園に行ってもよかったのだ
が、暑いし、移動が面倒になったので、宿に戻ることにした。
この日の宿は、鳥取県は米子。
夜には大学時代の旧友M君と落ち合って、米子市内で飲む約束に
なっていたのである。

ホテルで一休みした後、迎えにきてくれたM君に連れられ、大衆料
理“こがね”という店へ(最近店が少し離れた場所に移転し、ネッ
ト上の情報は古いので、場所は電話で確認のこと)。

M君は、夫の麻雀友達で、私は大学時代に1、2度会った程度。夫
も卒業以来一度も会っていないそうで、今回が30年ぶりの再会だ。
M君については、夫からいろいろ話は聞いていて、「“だりぃじゃん”
が口癖で、何事も面倒臭がる」、「オシャレには興味があり、夫のダ
サさを見かねて、何度か服を貸してくれた」、「就職後3日で失踪し
て、暫く行方不明だった」…などのエピソードがあるので、総合的に
は何となく“軟弱な人”という印象を私は抱いていた(失礼!…笑)。
が、30年ぶりに会ったM君は、素敵な“いい男”になっていた。
(たまたま同じ日に、若だんなさんは、都内で高校時代の旧友と30
 年ぶりに再会したそうで、その友人が30キロ太っていた話を書い
 ておられたけど、M君は柔和な笑顔こそ年齢を刻んでいたものの、
 体型は全く変わっておらず、姿勢よく颯爽と歩く後ろ姿は、30才
 そこそこ。夫と同学年にはとても見えなかった…笑)
時々思うのだけど、男性の場合、若い時はパッとしなくて、40~50
才代でカッコよくなる人が、結構いる。
男を選ぶときは、「先物買い」の目が必要だなあ(笑)。
もちろん、男の魅力は「見た目」だけではないのだけれど。

さて、予約されていた“こがね”のコース料理は、境港で上がる新
鮮な魚介が中心で、勿論とても美味しかった。
が、何より驚いたのは、そのボリュームである。
それぞれの席の前に、最初から、ローストビーフ4枚、刺身盛り合
わせ(2、3人分くらいの量!)、タラコ?(3本=1腹半)の茹で
たののショウガ乗せ、クラゲの酢の物などがあって、それだけでも
充分なくらいだったのに、次々と、煮もの(大きなメバル1尾ずつ
の煮つけ)、焼き物(銀ムツ?の西京焼き)、揚げ物(アワビと野
菜の天ぷら)、最後にアサリの炊き込みご飯と、アラ汁が出てきた。

すごい量に驚く私たちに、M君は、「こっちの人間は、これくらい食
べるよ。田舎だから安いし」なんて言っていて、M君のせっかくの
大盤振る舞い(御馳走になる予定ではなかったのだが)、あまり残
しては申し訳ないと、できるだけ食べたが、それでも、とても食べ
きれる量ではなかった。

御馳走とビールでぱんぱんになったお腹をさすりながら、後で夫
と話した。

「しっかし多かったな~。2、3皿は減らしていいよな。 その方が
 もっと美味しく食べられるのに…」
「あれだけの皿数を出すなら、量は全部半分ずつでいいよね」
「うん。…でも、そう言えば、前に、金沢の友達にご馳走してもら
 った時も、こんな感じで、量がすごかったんだ。魚が取れる地方
 では、こういうもてなしが普通なのかもな…」
「…ということは、あれね、そういう地方から東京に出てきた人を
 もてなす場合、東京の感覚でもてなすと、量が少なすぎて、ずい
 ぶんケチ臭いと思われちゃうのかも…」
「確かになあ…」

今度M君が上京した折には、東京で飲もうと約束をしたけれど、そ
の時には、量も考えて店を選ばなければ…と、夫ともども思うこと
であった。
(次回に続く)
  
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コメント
-引用ありがとうございます(笑)-
突然、記事を出していただきありがとうございます。

30キロ太った人は、銀座で接待したので喜んで帰りました。
量は無理でも、質で何とかしないといけませんね(笑)

出雲大社には平成25年以降に行くことにします(笑)
それにしても、旧大社駅がいいですねえ。

博物館好きとしては、出雲でも博物館に行かなくてはと言う気になりました。
2009-06-26 Fri 10:37 | URL | 若だんなat新宿 #-[ 内容変更]
--
せっかく旅行に行ったのに出雲大社見れなかったなんて残念ですね!!でも、60年に1度しかない機会に行くことが出来たなんて考えたら・・・ラッキーでしたね♪
割子そば・・・美味しそう~。
またお邪魔します。
2009-06-28 Sun 20:05 | URL | 千葉県 葬儀社 #-[ 内容変更]
-お返事、遅くなりました…-
若だんなさん
無理やりな引用ですみません…(^^;)
30年の時の流れを経ての知人との再会を感慨深く思って
いたところに、翌朝、若だんなさんのブログで似たような記
事を読んだものですから、その偶然が不思議な気がして。
30キロ太ったところに突っ込む気はなかったのですが(笑)、
話の流れで、こんな紹介になりました。
それに、あの記事、私は個人的にとても好きだったのです^^
若だんなさんの記事って、普段は“知”に訴えるものが多い
けど(それはそれで勿論面白く拝読しているのですが)、
あの記事は、“情緒”に訴えてくる文章でしたね。
ご自身のことを、「何をやってるかわからない(と親にも言わ
れる)」とあったのも、可笑しかった。
夫も、旧友M君から、「結局、K木って、どういう仕事をして
るの?」なんて、尋ねられていましたから(笑)。
あと、若だんなさんのブログを、お友達自身でなく、その
息子さんが読んでいた…というのも、面白いなあと。
(私のブログの読者も、想定していた本人ではなかったりし
 ます。ご近所のお友達でなく、そのご主人やお子さんが
 読んでくれてたり、我が夫は読まないのに、夫の高校の
 同級生が読んでくれてたり…ちょっと赤面ですが…笑)

タクシーの運転手さんから聞いた話によると、出雲大社は、
通常も、本殿の中は見られないそうですが、今回の遷宮に
先立って、中のものを運び出すために、昨年は本殿が開放
され、中を見ることができたそうです。それで去年はすごい
人出で、今年は、打って変わって閑散としているとのこと。
…調査不足でした(笑)。 一応大社のHPや観光サイトは
簡単に調べたのですけどね、最近出向いた人のブログを見
ておくべきだったかもしれません。
でも、大社も博物館も旧大社駅も、すいていたからこそ静か
に味わえた面もあるので、それはすごく良かったですよ^^

地方の友人の接待…。確かに「銀座」という付加価値などが
あれば、満足してもらえそうですね。
問題は、夫には、銀座に馴染みの店など無いことです(笑)

千葉県 葬儀社さん
営業活動の一環なのでしょうが、こうして、葬儀と関係の
ない記事を、ちゃんと読んだ上でコメントを下さっていること
に、妙に感心してしまいました。
…う~む、皆さん、あの手この手で、来ますねぇ(苦笑)。
2009-06-30 Tue 10:51 | URL | ミセス・かんちがい #bhhZubZs[ 内容変更]
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