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猜疑心
2009-01-27 Tue 13:48
2009年1月27日(火)

セールスの電話がかかってきた。

セ 「もしもし、こちらダ○キンですけど、このたび、お庭のお
  掃除、お手入れのサービスを始めることになりました」
私 「はあ…」
セ 「つきましては、ただいま、庭木の無料点検キャンペーン
  をやっておりまして…」
私 「ああ…今ちょっと、いろいろバタバタしてましてね、その
  うち検討してみますので。はい」
と電話を切る。

“そのうち検討”という、比較的穏便な断り方をしたのは、庭の
手入れのサービスというのは悪くないな…と、ちょっと心ひか
れたからである。

いろんな家事雑用を自分で上手にこなしている主婦は勿論ス
テキだと思うのだけど、この年になると、「幾つになっても苦手
なものは苦手らしい」とわかってくる。
お片づけコーチングのYUKKEさんのブログなど拝読している
と、自分で収拾がつけられなくなってしまったことは、プロの手
を借りるというのも賢明な選択だなあと、いつも思う。
勝間和代さんも「やらないことを決める」のが大事ということ
を言っておられたっけな(以前読んだ「効率が10倍アップする
新・知的生産術」
に書かれていた)。
庭の汚さがいつも気にかかっているくらいなら、プロに任せる
のもアリだなあ…。

このブログを以前から読んで下さっている方はご存じだろうけ
れど、私は家の中の片付けも苦手だけど、庭の手入れに関し
ても、大変ものぐさ
である。
草取りなど、年に数回しかしないものだから、今も、秋の草が
枯れたままの状態になっていて、誠に見苦しい。
(ご近所の皆さんは綺麗にしているので、我が家の庭の荒れ
 具合は、特に目立つ。)
庭がそんな状態だから、こんなセールスの電話がかかってきた
のかしら?
…と、最初、思った。
もし、下調べの調査員がいたら、我が家など、外から一目見た
だけで、格好のカモ、いや、ターゲットであろう。

しかし、その考えを、私はすぐに打ち消した。
下調べなんて、そんな手間ひまをかけている筈はない。
何かの名簿か電話帳を見て、片っ端から電話しているだけの
ことであろう。
よくかかってくる、お墓やマンションのセールスの電話と、何ら
変わりはないはず。
それを、「庭が汚いからターゲットにされたのかも」などと疑っ
てしまうのは、自分に弱みがあるがゆえの被害妄想である。


そう気づいた時、しばらく前のできごとを思い出した。

上野駅の構内を歩いていた時、後ろから、「あ、ちょっと…」と
女の人に、慌てたような声をかけられた。
私はその時、荷物を幾つも持っていて、バッグから財布を出し
入れしたりしていたところだったから、「…あれ、何か落とした
かな?」と思って振り向いた。
が、その人は それらしきものは持っていなかった。
30才代くらいの、ごく普通の女性で、ちょっとおどおどした感
じである。
ああ、道を訊きたいのかな?と思って、私は立ち止まり、そ
の人の方に向き直った。

するとその人は、私の顔を見て、こう言うのである。





「きれいなお顔していらっしゃいますね?」











…はああああ???




何だ、この人?
 
[ 続きはここから… ]

20~30年前の私なら、同じ言葉をかけられたら、「いやぁ、そ
れほどでもないけど♪」と、ちょっとは真に受けたかもしれな
い(笑)。
が、今の私は、ショボくれた、ただの50才のオバサンである。
(この日、特別におめかししていたわけでもない。)

多分あっけにとられていた私に向かって、その女性は、なお
も言葉を重ねた。



「理想的な顔だちをしていらっしゃいますよね?」


そんな歯の浮くようなセリフ、生まれて初めて言われた。
(はっきり言って、嬉しさは全くない。)
どういう魂胆か?…と、猜疑心マックス。

はは~ん…わかった。
いったん持ち上げておいて、
「でも、ちょっと残念なのは、お肌が…」
とか言って、エステとか化粧品とかを勧めるという、新手のキャ
ッチセールスなんでしょ?

すると、女性はさらに続けた。



「そういうお顔をなさっているのは、良いことをしていらっ
 しゃるからだと思うんです。
 今の世の中、本当に、悲しいことが多いですよね…」






…なんだ。 宗教系の勧誘かよ!

(妙に肩すかしを食った気分…笑)

「あ、私、急いでますんで、ごめんなさい…」

そそくさと立ち去った。
何だか、不快感だけが残り、夫にもこの話はしなかった。

通常の私のキャラなら、夫にこんな風に話すのである。

「ねえねえ、聞いて~。今日、上野駅で初対面の女の人に
 “理想的な顔だち”してるって言われちゃった!
 すっかり“いい気”になって話聞いてたらさ、その人、
 宗教の勧誘の人だったわ~。アハハ…」

そういうノーテンキな自分であることが、私の理想である。
しかし、なぜか、そんな気分にならなかった。

その時の後味の悪さの理由が、今になってわかった。
歯の浮くようなお世辞を言われたこと自体が不快だったの
ではなく、「顔」のことを話題にされた時、すぐに「肌に突っ込
まれる」と予想して身構えた自分がイヤだったのだ。

あの女の人は多分、勧誘にはまだ不慣れで、人々が早足
で通り過ぎる中、比較的声をかけやすそうな、ぼんやりし
たおばさんである私に、声をかけたのであろう。
好意的に話を聞いてもらおうと、精一杯、下手なお世辞を
言ってみたのであろう…。
それだけのことであって、彼女には、私の肌の衰えを指摘
するつもりなど、毛頭なかったのだ。


同じ事態に遭遇しても、その人その人の受け止め方しだい
で、ことの意味は変わってくる。

何事もできるだけ明るく受け止め、面白く料理したいという
のが私のポリシーであるが、そうあるためには、自分の中に
ひがみやコンプレックスがあるとダメなんだな。
そういうものを、そもそも持たないようにしないと…。
(自力なり他力なりで解決できることは解決する。どうやっても
 どうにもならないことは気にしないようにする。そんなことを
 誰も責めたりはしないのだから。)

…そんなことに気づいた、今日の私であった。



写真は、今朝、背伸びして撮った、隣の公園の梅の花。
(肝心の花がボケてるやん!…笑)


 
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コメント
--
なに、なに~
好奇心と”いいな” かんちがいさんは人に美しいと言われるか
と 嫉妬心まじりで 記事を読み急ぐ・・・ (笑 )

なるほどねえ~
私には勧誘の女性の心理が手に取るように分かる気がする。
グッスン

最後にあったかんちがいさんの文章にドッキリとする。
>何事もできるだけ明るく受け止め、面白く料理したいという
のが私のポリシーであるが、
そうあるためには、自分の中にひがみやコンプレックスが
あるとダメなんだな。
そういうものを、そもそも持たないようにしないと・・・
これに一票!!

私は ひがみ、コンプレックスのモンスター。
ブログを書くのでも、かんちがいさん的思考がないとなあ~
としみじみ思いました。

そういえば、今日、偶然にも 昔の知人に道で会い
”綺麗な顔立ち”とは言われなかったけど
感じの良い人だな(笑)と思って見たら○○さんだったの!
と言われ、(●^o^●)と喜んで話し込んだら
某宗教のお話会への勧誘だった。凹んでしまった。
別に人の宗教は否定しないけどさあ~。。。
2009-01-27 Tue 22:27 | URL | noa #-[ 内容変更]
-一票、ありがとう!(笑)-
noaさん
「ひがみ、コンプレックスのモンスター」だなんて、
思春期の少女じゃあるまいし、何でそんなに自虐的
なことを言うのかな~…。
私だってコンプレックスの数を数えたら、かなりの数
になるだろうけれど、それは考えないことに…。
とにかく、私たちくらいの年になったら、もっと自信
を持って、堂々としてればいいんです!(笑)

今までのnoaさんの人生が、「今のステキなあなた」を
作っている。
優しさや知性はもちろん、謙虚さも、ピュアな感性も、
センスの良さもあって(絵本を紹介なさる時、何げない
ようだけれど、その絵本の良さをどこに見いだしている
かということに、私はいつも「さすがnoaさん…」と秘か
に感心しているのだよね…)、結構ユーモリストでもあっ
て、そしてご苦労なさっている分、人の痛みもわかる…。
すごく素敵な人だなあ、と私はいつも思ってます^^
(やや、しまった、少し誉め過ぎたな! まあ、話半分
 に聞いておいて…笑)

私の図々しさは少し分けてあげたいくらいだけど(笑)、
あまり私みたいな「ガハハな人」になっちゃうと、
「noaさんらしい素敵さ」が無くなってしまう気がする。
でも、ご自分で辛く感じる部分があるのなら、ちょっと
考え方を変えれば楽になることもあるかと思います。

しかし、宗教の勧誘には、「まず相手を誉める」という
マニュアルでもあるのでしょうかね?(笑)
「感じの良い人」というのは、確かに嬉しい誉め言葉。
言われる状況にもよるのでしょうが、いきなり「理想的
な顔だち」とか言われても、リアリティ無いしね~…。
どうせなら、もうちょっと、巧いお世辞を言ってほしか
ったです(笑)。
2009-01-28 Wed 15:59 | URL | ミセス・かんちがい #bhhZubZs[ 内容変更]
-おーっほっほっほ-
ひがみとコンプレックスの師範代ですが何か?
そういうのは、あればあるほどいいんです。
あればあるほど、「アタシ、オイシい」になるんです。
コンプレックスのない人生なんてつまらんじゃないですか。

・・・・そうでも思わないとやってらんない・・・・。

にしても。
セールスの電話は結構呆れる事が多いですねー。
「お客様の地域で無料サービスを云々」
なんて言っておきながら
「ご住所とー、大体でいいので場所を教えていただけますかー?」
ダ○キンからの電話も、多分同じノリではないか、と。

チナミに私はそういう時に
「今から念力で送るので受信して?」
とだけ告げて静かに受話器置いてます。
2009-01-28 Wed 18:32 | URL | ありくい #6elSjn0U[ 内容変更]
-共に「オイシい」人生を!(笑)-
ありくいさん
「師範代」ですか?
いいなあ~、そこまで勇ましいと嬉しくなります!
全く、ありくいさんのように語れる人なら、人生の“面白
ネタ”でもある「ひがみとコンプレックス」は、どんだけ
あっても 心配ないような…。
(noaさんに対する言い方と、全く違ってスマンです…笑)

セールスの電話の撃退に、
「今から念力で送るので受信して?」
は、面白い! 今度使ってみよう~っと(^_^)

ちなみに我が夫は、ヒマな時にセールスの人や電話が
来ると、長時間(相手がウンザリするくらい)、話に付き
合った挙げ句に断る、宗教の勧誘などだと、こちらから
意味不明の「逆説教」をする…など、悪ふざけすることが
あり、セールスの人が気の毒だなあ…と思うことも(笑)。

そうそう、こんな過去記事もあります。
「親切?なセールス」
http://kanchigai.blog45.fc2.com/blog-entry-228.html
2009-01-28 Wed 19:23 | URL | ミセス・かんちがい #bhhZubZs[ 内容変更]
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