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山岸清太郎さんの思い出
2008-12-06 Sat 22:48
2008年12月6日(土)

夕飯を食べた後、いつものように、日課になっている鹿児島
の義父へのケータイメールを送り、そのままケータイでRSS
リーダー
を開いて、新着ブログ記事のタイトルを見ていた。

…お、数ヶ月ぶりに、山岸清太郎さんの「本読みHPブログ」
が更新されてる!
タイトルは、「お知らせ」。

…何?

また、ネタじゃないの?
「『桜の森の満開の下』朗読会開催のお知らせ」みたいな。
(この記事を私は完璧に信じてしまったのだった。)

「でも今日はエイプリルフールじゃないし…」
というのが、真っ先に思ったことだった。

少し胸騒ぎを感じつつ、記事ページを見る。
清太郎さんのお姉さんによる代筆であることに、まず衝撃を
受ける。
さらに仰天し、ほとんど戦慄さえ覚えたのは、清太郎さんの
ことが
 「妹(清太郎というハンドルネームでしたが、妹です)」
と書かれていたこと…。

今までの清太郎さんのキャライメージが、私の中で崩壊する。

山岸清太郎さんという人は、私が知るブロガーの中では、多分
一番遊び心のある文章を書く人で、「本」をネタに、殆ど“悪ノ
リ”と言えるくらいの(…こんな言い方を、清太郎さんはきっと許
して下さると思う…)、メチャメチャ面白い文章を書く人だ。

山岸清太郎さんを知ったのは、清太郎さんのホームページの中
「立てば芍薬でいいのか」というコラムを読んだのが最初で、
私は、それで、いっぺんにファンになり、清太郎さんのHP内のコ
ンテンツをあれこれ読みまくったのだった。
(その時のことは、以前「立てば芍薬(シャクヤク)…」という
 記事に書いた。その後も、何度か、清太郎さんの記事を紹介
 してきた。)

かなり強烈な知的ユーモア(知的ギャグ?)センスの持ち主
なのだが、清太郎さんが女性だったなら、それまで思ってい
た以上に、私たちは、“スゴイもの”を見せてもらっていたこ
とになる。

そう、“山岸清太郎”という虚構を。

…思えば、女性だったからこそ、あそこまで徹底したスタン
スで文章が書けたのかもしれない…。
こよなく本を愛した清太郎さん(それだけは真実だ)。
だからこそ、照れ隠しに「男」を装わなければ、書きたいこ
とが書けなかったのかもしれない…。

そんな深い思いに打たれながら、清太郎さんのパソコンに
遺されていたという、いつもの調子の記事を読んだ。
9月半ばのメモの形で遺されていたというその記事の話題
は、「ベストジーニスト」賞に倣って、「ベストホンヨミスト(本
読ミスト)」賞を作ったらどうか?という提案で、いかにも清
太郎さんらしかった。
が、いつもどおり明るくノーテンキな内容であればあるほど、
私の心は沈んだ。

  …ああ、この軽やかな文章を書きながら、
  清太郎さんは病んでいたんだ。
  書きながら、自分の命が長くないことも、きっと、
  察していたのだろう…。
 
[ 続きはここから… ]

胸を締めつけられながら、読んだ。

最後まで、読んだ…。








………。







追悼記事を書くのは、やめることにした。

この記事に書いたのは、勿論、山岸清太郎さんの「生前の
思い出」ではなく、単に「これまでの思い出」である。


あなたも、ぜひ“山岸清太郎ワールド”をご堪能あれ。
「お知らせ」(本読みHPブログ)
 
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コメント
-あわわわわ。-
清太郎の姉の澄子です。
死んだ後まで妹がまたご迷惑をおかけしてしまったようで、たいへん申し訳ございません。

‥‥なんて。いや、もう、すすすすみません!
なんだか私のほうがしんみりしてしまいました。
まあしかし、こんなにお気に入りいただくなんて、まったくもう望外の喜びです。
これからもまたしょーもないことを書きつづっていきますので、よろしくお願いします。
2008-12-07 Sun 09:36 | URL | 清太郎 #-[ 内容変更]
-いやいや、楽しませて頂きました~(^_^)-
清太郎さん
澄子さんというお姉様の名前も、妙にリアリティが
ありましたね^^
でも、お姉様登場だけなら、やはり半信半疑で読んだ
かもしれないのですが、「清太郎さんが女性だった」と
いう衝撃の大きさで、もう頭がいっぱい…猜疑心は
どこかに吹っ飛んでいました…。
う~む、イタズラとは、かくあるべき…と、感心(笑)。

清太郎さんの「お知らせ」の記事を読み始めた時、
あんまりびっくりして、その時テレビを見ていた夫に
清太郎さんのことをすぐ話そうかと思ったのですよ。
でも、とりあえず全部記事を読んでから…と、はやる
心で読み終えて…。
…ホント、夫に報告などしなくてよかったです(笑)。

私もイタズラ好きなので、ついこの記事を勢いで書き
ましたが(ホントは、ネタバレ無しで書きたかったの
ですが、さすがにそれでは不謹慎かと…(^^;)
後から、「あ、ここはこんな風に書いたら、もっとリ
アリティが増すかも…」なんて思って、少し加筆した
りもして、私のブログの読者を、せめて途中までは
騙すために、苦労?しました。

私の中で、清太郎さんの「変なオジサン(失礼!)」
のイメージは、無事復活しました。
「女性の清太郎さん」のイメージも、あまりに魅力的
すぎて捨て難いのですけど…(笑)。
2008-12-07 Sun 22:28 | URL | ミセス・かんちがい #bhhZubZs[ 内容変更]
-清太郎さん死んじゃったのかと思ってびっくりした-
私は現在大学4年で中学時代、「読書感想文の書き方」で検索して清太郎さんの「一行読めば…」に出会って以来本読みHPのファンである者です。
今日初めて山岸清太郎と、グーグルで検索してみたら、ミセス勘違いさんのこのページが出てきてびっくりしてしまいました。
でもブログは2010年の今月もちゃんと更新されているし…
どうなってるんだこれは、と怪しがりつつ例の記事を読んでみたら、おお、死んでいないのですね。

よかったよかった

あまりにもショックを受けたので書かせていただきました
これからも一緒に清太郎さんのファンをしましょう
2010-08-26 Thu 16:54 | URL | ヘンリー #mQop/nM.[ 内容変更]
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