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国語の試験問題も随分変わってきた(全国学力調査)
2008-04-24 Thu 22:20
2008年4月24日(木)

仕事がらみの話は面白くないだろうと思うのだけれど、私に
とっては大変興味深いことなので書いておく。

私の仕事は国語の教材作りで、今までいろいろなものを手が
けてきたが、もう15年くらい毎年続けてきた仕事の一つが、
中学3年生向けのテスト作り。
(所謂“業者テスト”ってやつね…)

仕事を始めた頃に比べると、問題作成は、年々厄介になって
きた。
(引用文の著作権問題も厄介なことの一つ。…これは最近は
 版元さんがきっちり対処してくれるのでよいのだけれど、
 以前はせっかく作った問題がボツになることもあった。
 差別表現の問題なども、一時期、出版業界全体が非常に
 過敏になっていた。)

最近とみに大変なのは、試験問題を作る際に、自分で“創作”
して書かなければならない部分が増えてきたことだ。
最初の頃は、小説なり論説文なりの引用文を使って、読解問
題や漢字・文法の出題など、従来のパターンで、所謂「問い」
の部分さえ自分で考えればよかったのだが、多くの都道府県
の公立高校入試で短作文(100~250字程度)が課されるよう
になった頃から、その傾向に合わせ、いろいろな工夫を求めら
れるようになった。
課題作文も、毎回違うテーマを考えるのはなかなか大変。
もちろん、例解や解説も作る。

特にここ数年は、日本の生徒のOECDのPISA(国際的な
学習到達度調査)の読解力等の結果が芳しくないこともあ
って、従来とは異なる、思考力、表現力重視のPISA型の
問題を作らなければならず、これが手間がかかる。
生徒同士の討論とか、発表とか、いろんな状況を設定して
内容を“でっちあげ(笑)”なければならない。
そのため、以前なら、6~8ページのテストなら3、4日で
仕上げられたのに、今は1週間程もかかるのだ。
(原稿料は殆ど変わらないのに…涙)

そんなわけで、どうやったら生徒の問題解決能力を問う良問
が作れるか、いつも頭を悩ませているのだが、昨日の新聞で
公開されていた、今回の全国学力調査の中3の国語A・B
(A=知識、B=活用)の問題を見て、ユニークさに唸った。

なるほどねぇ…こんな内容もありか。
古典や書写は、こんな出題の仕方でもいいのね…。

誰が作っているんだか、さすがによくできている。
単に奇をてらった問題ではなく、今、どんな学力が求められ
ているのかもよくわかる。
この傾向は、来春以降の公立高校入試にも当然反映される
だろうし、つまり、私の仕事もこういう方向へシフトしていかな
ければならないということだ。
実際、かなり参考になった。

興味のある方、小6生、中3生の子どもをお持ちの親御さん
は、ざっとでも目を通しておかれるとよいと思う。
(新聞に掲載されているのは字が小さいので、私のような
 老眼の人は、新聞社のサイトから見たり印刷したりするの
 がお勧め。朝日新聞読売新聞

また、国語のテストとは関係ないのだけれど、私が時々読ん
でいるブログ「内田樹の研究室」の昨日(4/23)の記事で、
日本語についての面白い記述があった。
言語を司るのは左脳と言われているけれど、日本語の読み書
きでは、右脳も使うのかしら?
もしかして、日本語を使うのって頭にいいんじゃない?
…などとと思ったり…。
マンガ文化への言及などもなかなか興味深かったので、あわせ
てご紹介しておく。
 
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